かねてより取り組んでいた「色彩検定1級」の合格通知が届きました。
勉強期間は1級の2次試験日から逆算して3ヶ月前(9月下旬)から独学で取り組み、無事一発合格。今回は色彩検定1級に独学で合格した私の勉強法などをご紹介したいと思います。
色彩検定1級ってどんな試験?試験日時は?
色彩検定1級は「色」に関する幅広い知識を問われる検定試験です。
色彩検定には1〜3級までの難易度があり、なかでも1級はいちばん難易度の高い試験になっています。
また、他の級が年2回試験に対し1級は年に1回の開催となっています。受験機会が少ないので、1回で合格したいところです。
1級の試験内容ですが2回のテストがあり、マークシートで問われる『知識問題の1次試験』と、記述問題で問われる『知識&実技試験の2次試験』の二本立てとなっています。
例年11月に1次試験が、12月に2次試験が開催されています。両方の試験に合格してはじめて1級合格となります。
また、さらに詳しい情報は色彩検定協会さんのサイトで、ぜひチェックしてみてください。
では!ここからは「独学で1級合格を目指すための勉強法」について書いていきます。
色彩検定1級は2〜3級までの知識があることを前提に作られた試験ですので、このブログでは2級合格相当の知識があることを前提に記載させていただきます。
もしも「2級の勉強はまだ済んでいないよ!」というかたがいらっしゃったら、2級問題集などで合格点をだせるように下準備をしてからこのブログの内容に取りかかっていただけると良いと思います!
申し込みを完了させ、退路をたつ。ひたすら取り組めば合格する!ということを念頭に置く
色彩検定1級合格に独学で合格するためにまず大事なこと、それは退路をたって勉強に取り組むことだと思います。
独学での勉強は、自分以外に進捗を確認してくれる人や、おしりを叩いてくれる人が誰もいません。まずは退路を絶ってしまって「前に進むしかない!」という“状況”におしりを叩いてもらって勉強を進めていくと思います。
思い切って申し込みを完了させてから勉強を始める、というのもオススメです。受験料も1級は15,000円と決して安くない金額です。「15,000円も払っちゃったし、やるしかないな・・・」という気持ちにもさせられます。
色彩検定は暗記中心の資格です。
暗記は毎日の積み重ねで定着するため、定期的に勉強時間を確保することがとても大事になってきます。
時間を確保するには、他の娯楽の時間を削って取り組めるかが大事になってくるのですが『短い期間だ』と割り切れば集中力も持続します。
毎日2時間/3ヶ月くらいの勉強期間だと中だるみしにくいのかな、と思います(後ほど具体的なスケジュールなどについて書いていこうと思います)。
また、申し込みと当時に必要な書籍を用意しておくと良いと思います。
【必要書籍その1】色彩検定 公式テキスト
色彩検定1級受験の基本となる一冊です。必ず準備が必要です。
【必要書籍その2】色彩検定過去問題集
可能であれば3年分の過去問題集があると、傾向と対策が掴みやすくて良いと思います。1冊1,080円なのですが、古い年度のものは割とすぐ絶版になってしまいます(涙)。
私も「のんびりしていたら過去問が売り切れていて困った」ということがあったので、お早めの購入がおすすめです!
【必要書籍その3】1級2次対策の問題集
色彩検定1級2次問題集も可能であれば購入しておくと良いと思います。
公式の問題集だけだと、なにから覚えていけばいいのかわからなくなるのですが、そのあたりの情報が問題集はよくまとまっています。
そしてこちらの対策問題集も「いいな!」と思った時にはすでに絶版になっている(涙)ということがあるので、早めの準備が大事です。
3ヶ月で取り組むスケジュールは『13週間』をブロッキングして考える
具体的な勉強スケジュールですが、まずは3ヶ月(約90日間)の勉強期間を、1週間ごとの単位でとらえます。
1週間ごとの短期目標をたて、クリアしていくという作業にすることで、気持ちが折れずに勉強することができます。
3ヶ月は約13週間。
この13週間をブロッキングしていきます。
わかりやすく、下記の通り、図にしてみました。

「漠然と長い期間を勉強するんだ」と思うと辛くなってしまうので、スケジュールを分割してみることで「今自分がしないといけないこと」がよくわかるようになります。
また「試験日までやらなければならないことができているのか」を自分自身で把握できるようになってきます。
次回の記事で、スケジュールに沿った具体的な勉強方法を記載していきたいと思います!
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