【色彩検定1級2次】の基本のキ!配色カードとPCCSの深い関係

「1級2次の勉強って何から始めたらいいかわからない!」という方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。実は『勉強する内容』を最初にしっかりと理解してしまえば、あとは丁寧に暗記していくだけというのが2次試験の特徴なんです。独学で色彩検定に合格した筆者の“色彩検定”に関するシリーズブログ。今回の記事では、まずは2次試験の基本となる色彩検定の「配色カード」のことについてご紹介していきます!

▼前回までの記事はこちら

1級2次試験「基本のキ!」〜『配色カードを回答用紙に貼っていく』とは?〜

これから「色彩検定を受験しよう」とお考えの方。2次試験で使用する「配色カード」はすでにお持ちでしょうか?このようないろいろな色のカラーカードが1冊にまとまった配色カードです。

配色カード
これが2次試験でも使用する配色カードです!

『1級2次試験』の課題のひとつに『配色カードを回答用紙に貼っていく』というものがあります。この問題形式は色彩検定の1級2次の特徴です。

では、まずはじめに配色カードの裏側をみてみましょう。

配色カード
アルファベットと数字が書いてあります。

どこかで見覚えありませんか?そうです、PCCSです!
つまり1級2次の「配色カードを貼る問題」というのは、詳しく説明すると「指定された“PCCS”の“配色カード”を問題用紙に貼っていく」ということなのです。

「指定された」という部分に関しては、ちょっと奥が深いので後ほどご説明させていただきますが、まずは「“PCCS”の“配色カード”を問題用紙に貼って行く」という部分に関して理解を深めていきましょう!

「PCCSを制するものが、1級2次試験を制す!」〜PCCSおさらい〜

PCCSは日本色彩研究所が発表したカラーシステムです。カラーカードに記載されていた「v1」などの記号は、1〜24の「色相番号」と明度・彩度を融合させた「トーン」の二属性で色を表すPCCSのヒュートーンシステムです。

PCCSの色相環をおさらい

これがPCCSの色相環です。この色相環、おぼえていますか?1〜24までの数字に、色相がそれぞれ割り当てられているこの表です。

PCCS基本
1〜24の数字が書かれたこの色相環がPCCSの色相環です

アルファベットは、色の頭文字を表していて、小文字で書かれているのが「〜みの」と読むんですね!参考までに早見表も掲載しておきます。

1pR紫みの赤13bG青みの緑
2R14BG青緑
3yR黄みの赤15BG青緑
4rO赤みの橙16gB緑みの青
5O17B
6yO黄みの橙18B
7rY赤みの黄19pB紫みの青
8Y20V青紫
9gY緑みの黄21bP青みの紫
10YG黄緑22P
11yG黄みの緑23rP赤みの紫
12G24RP赤紫

詳しいことを話し出すと難しくなってくるので、詳細は3級のテキストでご確認いただければと思います。

ひとまず、2次の試験では『数字が色相番号をあらわす』『アルファベットが色名を表す』という理解と、それらを組み合わせて暗記する、ということだけ覚えておけばOKです!

PCCSのトーンをおさらい

PCCSトーン
こちらがPCCSのトーンです。

上記の表では

・『彩度』が右にいくにつれて高く、左にいくにつれて低く
・『明度』が上にいくにつれて明るく、下にいくにつれて暗く

なっているのが特徴です。

トーンに関しても、アルファベットそれぞれに意味があるので、セットで暗記すると良いと思います。

v(ビビット)さえた、鮮やかな
b(ブライト)明るい
s(ストロング)強い
dp(ディープ)濃い、深い
lt(ライト)浅い
sf(ソフト)柔らかい、穏やかな
d(ダル)鈍い、くすんだ
dk(ダーク)暗い
p(ペール)薄い
ltg(ライトグレイッシュ)明るい灰みの
g(グレイッシュ)灰みの
dkg(ダークグレイ)暗い灰みの

例えば「鮮やかな黄色」は『v8』とあらわせるんでしたね!このv8を配色カードから探して、貼って行くというのが2次試験の「“PCCS”の“配色カード”を問題用紙に貼っていく」という問題になるわけです!

しかし!ここで終わらないのが2次で使う配色カード。もうひとつ、配色カードには特徴があるので、ご説明させていただきます。

2次試験で使う“配色カード”はPCCSヒュートーン全てのカードがあるわけじゃない!

下記の図をご覧ください。PCCSの『有彩色のカードの有無』の状態をPCCSのトーンの中にまとめてみました。

PCCSと配色カードの対応表
v(ビビット)とそれ以外のトーンで、色の数が違いますね!

2次で使う配色カードの色数は、v(ビビット)トーンで24色、それ以外のトーンは12色となっています。またs(ストロング)のカードは、除外されています。

つまり、v(ビビット)トーンが1〜24の計24色s(ストロング)以外のトーンが2〜24の偶数番号のカード計12色で構成されています。

PCCSのすべてのヒュートンがあるわけではないことを念頭にいれておくと、今後の勉強の解説などでも「なるほど、そういうことか!」と思う場面が出てくるとおもうので、ぜひこの点を覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?PCCSと配色カードの関係について、理解を深めることができましたでしょうか?

すこしややこしいのですが、この内容を理解しておくと、2次試験の内容をぐっと理解しやすくなるとおもうので、せひ復習してみていただければと思います。

そして!色彩検定シリーズ、次回の更新ですが!
冒頭でお伝えした「指定された“PCCS”の“配色カード”を問題用紙に貼っていく」という一文の「指定された」というのがどういう意味なのかを、次の更新で記載していければなと思います!当ブログでしばらくこの色彩検定シリーズをお届けすると思いますが、どうぞよろしくお願いします!

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