【3ヶ月間の独学】で色彩検定1級に合格するためのスケジューリングについてまとめてみた【2】

前回の『3ヶ月間の独学で色彩検定1級に合格した私のオススメ勉強法について【1】』という記事で、色彩検定の勉強は「色彩検定1級2次の試験日までの3ヶ月=約13週間。この13週間をブロッキングして4つの期間にわけて勉強を進める」というお話をしてきました。今回の記事ではより具体的なスケジュールの内容をお届けしていきたいと思います!

【1〜5week】ノルマは1日7ページ!見開きを30分くらいで理解していく

色彩検定1級スケジュール
試験勉強開始から、最初の5週間のスケジュールです。

まずは最初の5週間でやるべきことをご説明します。最初に、1次試験の『公式テキストの内容理解』から入ります。5週間で基本的な内容を理解するために、まずは公式テキストの索引を除いたページ(約170ページです)を、勉強日数で割っていきます。

1級公式テキストページ数(170)÷5週間(5)÷5日(5)=6.8

でました、1日約7ページ!つまり見開き4枚分やればノルマ達成です。2ページ(見開き1枚)をだいたい30分くらいで進めていくペースでOKです。

ここで重要なのが、最初のうちは理解するのに、少し時間がかかってしまうかもしれないということを念頭におくことです。
なぜかというと、色彩検定の公式テキストは、前半部分に難しい(理解に時間のかかる)内容が多く掲載されているからです。

なので「理解に時間がかかるな」というときは、前半の勉強時間を増やしたり、ペースを少し落としたり、後ほど復習する、のどれかで対応していくと良いと思います。後半になるにつれ余裕がでてくるので、その時に前半部分の復習をするというやり方のほうが、時間のない方にはオススメです。

残りの2日に関しては、2次試験の暗記について取り組みます。

2次試験で必要な暗記項目

JIS慣用色名
色名・由来・PCCSカラーコード(だいたいの値でOK)の3点を1セットとして覚える)

PCCSに関連する暗記
1pR〜24RPまでを色相環で書けるように
トーンそれぞれの『イメージ語』を覚える
→トーンの明清色・暗清色・中間色を書けるように
類似トーン・対照トーン・トーンのグラデーションの概念を覚える
→色相環に「暖色」「寒色」「中間色」を書けるように
→色相環に「心理四原色」「色料の三原色」「色光の三原色」を書けるように
色相差配色(同一・類似・・・など)が書けるように
→PCCSの明度・彩度一覧表を覚える
→高明度・中明度・低明度の数値を覚える

マンセル表色系に関連する暗記
マンセル表色系の「表示の方法(色相 明度/彩度)」

配色用語に関する暗記
ドミナント、カマイユ、トリコロールなどなどの配色方法すべて

イメージ別配色法に関する暗記
エレガント・カジュアル・クラシックなどなどのイメージ別の配色法すべて

ファッションカラーの変遷に関する暗記
→モーニングスターブルー、サイケデリックカラーなどが「どんな色か」「どんな時代背景で流行したか」

書いてみると量が多く感じますね(汗)。しかしご安心ください、なかには“まとめて「ひとつの表」にして覚えられるもの”もけっこうあります。
ちなみに、2014〜2017年の問題4年分を解いてみて、特に「これを覚えないと試験受からない可能性大」という内容には赤背景でマークをつけています。

「どういった目的で暗記をするのか」という理解も必要になるため「1次試験が終わってから勉強しよう」と考えるとすると簡単に心が折れてしまいます。なので最初の勉強期間のうち、2日を2次の勉強時間にあてるのがおすすめです。

この期間は、上記のものを全部を覚えようとするのではなく「自分が覚えようとしているものは一体なんなのか」を把握するように内容をまとめていくと良いのではないかなと思います。2次の暗記内容は奥が深すぎるので、別記事でまとめてみました。

【6〜8week】1次の試験に集中。過去問をひたすら解いて弱点を潰す!

色彩検定1級スケジュール
1時試験前3週間のスケジュールです。

いよいよ1次試験の受験日まであと3週間!ここでいったん2次試験のことは忘れて、1次試験に集中します。

3週間でだいたい3〜4冊の公式過去問題集を解いていきます。まずは最初の1週間で1冊の過去問をときます。最初の1冊は間違いも多く、復習するポイントがいっぱいあると思うので、しっかり時間をかけて復習をしていきます。

色彩検定1級
1次試験はもうすぐ!問題集を解いていきます。

2週目、2冊目の過去問をときます。ここでは、1回目にといた過去問と同じような場所で間違えたり、新しい内容の問題につまづいたり、自分の弱点などがわかるようになってきます。また問題の出題傾向も見えてきます。6日間でしっかり復習していくイメージです

最後の1週間は、前回の過去問を再度とき直したり、また手をつけていない過去問がある人はそれを解いてみたりします。この段階では復習する時間も大幅に減っていると思うので、問題集を何回もといたりすることもできます。また試験前日は夜更かしせず、しっかり頭を休めて、早めに就寝することがオススメです!

【9〜10week】1次試験お疲れ様です!すこし休んで2次の勉強を開始!

色彩検定1級スケジュール
いよいよ本格的に2次試験の準備です。

ようやく1次試験も終了し、少しだけリフレッシュ!モチベーションを保つためにも、1〜2日勉強をおやすみしてもいいと思います。少し休んだらふたたび勉強開始。最初の5週間でまとめておいた2次試験の暗記をふたたび開始します。

受験をしてみて気が付いたのですが、実は2次試験の勉強は狭く深く覚えることが大事で、1次試験よりは覚える範囲が狭いのです!

2次試験の特徴は、複数の問題が芋づる式に繋がっていて1問の間違いが後半の問題に影響するということ。逆にいえば、覚えるべきいくつかのポイントをおさえれて暗記の質を高めれば、広範囲を網羅するは必要ない!ということです。

先ほど『2次試験で必要な暗記項目』を記載していきましたが、そちらの内容を完璧に近い形で覚えていけば、高い確率で合格することができるのでは、と考えています。

また、この期間にお手持ちの問題集(公式以外のもの)があれば、そちらを少しづつ解いていくのもオススメです。市販の問題集は段階を踏んで解いていくうちに2次試験で必要な暗記項目が理解できるような構成になっているものが多いと思います。
また、配色カードを切りはりしながら、問題を解いていくと本番の試験の感覚が掴めて良いと思います。

【11〜13week】いよいよ最後の3週間!過去問をひたすら解き、復習していく!

色彩検定1級スケジュール
いよいよラストスパートです!!

いよいよ2時試験の試験3週間前です。ここでも公式の過去問をひたすら解いていきます。1次試験のときと同様に、1週間に1冊のペースでときます。1次試験のときと違うのは、2次試験は『配色カード』の切り貼りが発生するということです。

過去問題集は繰り返し解くのがおすすめなので、面倒でもページをコピーして使用するのがいいかなと思います。

なお、例年行われている「視感問題(マンセルの等明度面上にカラーチップを貼っていく問題)」はカラーコピーでは色が再現できないため、こちらは直接問題に貼り付けていくのがいいと思います。

まとめ

2回に渡ってお伝えしてきた色彩検定1級の勉強方法についてのお話、いかがでしたでしょうか。

自分自身も、最初に「受験をしよう!」と決意した時は闇雲に勉強を始めてしまって、志半ばで気持ちがおれてしまった経験があります。最初にある程度スケジュールを立てておけば、先の見通しが立ち、自分がどのくらいのペースで勉強できているかがわかり、安心して勉強に取り組むことができました。

また、2次試験の暗記などについては、実際に受験してみて少し特殊な勉強が必要だと感じたので時間があるときに記事をまとめていけたらなと思います。

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